2022.04.05 14:51 更新
2022.04.05 配信
ASUS JAPAN株式会社(本社:東京都千代田区)は2022年4月5日、AMD Instinct MI210を最大8基搭載する「ESC8000A-E11」など、エクサスケールクラスの技術を採用したEPYCベースのGPUサーバーを発表した。
「ESC8000A-E11」は、TDP 最大280WのAMD EPYC 7003シリーズを2基搭載できるデュアルソケット仕様の4Uサーバー。GPUに最適化された設計により、最新アクセラレータのAMD Instinct MI210も最大8基搭載できる。
また、CPUとGPUそれぞれに独立したエアフロートンネルを備える省電力熱設計を採用。最大8つの3.5インチ/2.5インチフレキシブルストレージベイやオプションのPCI-Express4.0スロットを搭載可能で、ビジネスやワークロードの拡大に合わせてシステムを容易に拡張できる。
電源ユニットは、80PLUS TITANIUM認証の冗長3000W電源を4基搭載。ASPEED AST 2600コントローラーによる帯域外管理用オンボードASUS ASMB 10-iKVMを備える。
「ESC4000A-E11」は、TDP 最大280WのAMD EPYC 7003シリーズおよびAMD EPYC 7002シリーズを搭載できるシングルソケット仕様の2Uサーバー。GPUに最適化された設計により、2UサイズながらAMD Instinct MI210のようなダブルスロットGPUは最大4基、シングルスロットGPUは最大8基を搭載できる。
フロントパネル仕様は、システム要求に応じてPCI-Express4.0やOCP 3.0、NVMe、M.2から選択可能。また、アウトオブバンドの管理を可能にするASPEED AST2600コントローラを搭載したASMB10-iKVMを備える。なお、電源ユニットは2200Wまたは1600Wの80PLUS PLATINUM認証の冗長電源を搭載する。
そのほか、ASUSのデュアルソケットおよびシングルソケットサーバー製品は、BIOSアップデートによりAMD 3D V-Cacheテクノロジーを搭載した第3世代AMD EPYCプロセッサーに対応。すべてのASUSサーバーポートフォリオで無償のBIOSアップデートが可能になり、SPEC CPU 2017およびSPECjbb 2015ベンチマークでトップクラスのスコアを獲得する性能を発揮するとしている。
文: 編集部 絵踏 一
ASUS JAPAN株式会社: https://www.asus.com/jp/