2022.04.05 22:54 更新
2022.04.05 配信
RASCOM Computerdistribution(本社:オーストリア)が展開するNoctuaブランドは2022年4月5日(現地時間)、全高を145mmに抑えたデュアルタワーヒートシンクデザインのサイドフローCPUクーラー「NH-D12L」を発表した。
Noctuaではこれまで120mmファンを搭載するCPUクーラーの高さを158mmになるよう設計していたが、最近では150mm以下までしか対応しないPCケースが増えて来ている。そこで幅が小さいタワー型ケースや4Uラックマウントサーバーケースにも対応するよう、全高を145mmに抑えた「NH-D12L」を開発したという。
ヒートシンクは放熱面積を稼ぎつつ、メモリスロットと干渉しない非対称デザインを採用。また冷却ファンにはラウンド形状の新設計120mmファン「NF-A12x25r PWM」を組み合わせることで、コンパクトながら「NH-U12S」を超え、「NH-U12A」に匹敵する冷却性能を発揮する。
冷却ファンの最高回転数2,000rpm±10%、最大風量102.1m³/h、ノイズレベルは22.6dBAで、付属のL.N.Aケーブルを使うと最高回転数1,700rpm±10%、最大風量84.5m³/h、ノイズレベル18.8dBAに抑えることが可能。軸受はSSO2で、MTTFは最低150,000時間。
NF-A12x25r PWM |
ヒートパイプは5本、外形寸法は幅125mm、奥行き113mm、高さ145mm、重量890g、NSPRは148、対応プラットフォームはIntel LGA1700/1200/115x/2011/2066、AMD Socket AM5/AM4。なおグローバール市場向けにはすでに販売が開始され、ラウンドファン「NF-A12x25r PWM」についても近日中に単体発売が開始される予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Noctua: https://noctua.at/