2022.04.07 14:43 更新
2022.04.06 配信
Seagate Technology(本社:アメリカ カリフォルニア州)とPhison Electronics Corporation(本社:台湾)は2022年4月6日(現地時間)、長期的な技術提携により、高性能・高密度・低消費電力な次世代エンタープライズSSDを開発中であることを発表した。
SeagateとPhisonは2017年より技術提携をしており、すでにコンシューマ向け製品としてFireCudaシリーズや、世界初のNAS向けNVMe SSDなどをリリースしているが、エンタープライズの分野でも長期的なパートナーシップを締結した。
現在開発中の次世代エンタープライズSSDは、ハイパースケール・データセンターや高性能コンピューティング、AIをはじめとする包括的なエンタープライズ向けアプリケーションに対応し、高性能・高密度・低消費電力化を実現。これによりデータセンターの総所有コスト(TCO)を削減する効果が期待できるという。
また顧客独自のニーズに対応するため、特定の作業負荷、動作環境、使用事例に合わせて設計・カスタマイズできるよう設計されている。なお実際の製品は2022年夏に発表される予定だ。