2022.04.13 11:13 更新
2022.04.12 配信
Broadcom(本社:アメリカ カリフォルニア州)は2022年4月12日(現地時間)、次世代無線LAN規格のWi-Fi 7に対応したアクセスポイント向けSoC「BCM67263」など、Wi-Fi 7ソリューションを発表した。すでに一部でサンプル出荷が開始されている。
「BCM67263」は、主に住宅用Wi-Fiアクセスポイント向けに提供されるWi-Fi 7準拠の最新SoC。新しい6GHz帯域をサポートし、帯域幅は従来の2倍となる最大320MHzに達する。PHYデータレートは最大11.5Gbpsで4,096 QAM変調に対応、複数の接続を複数帯域にまたがって維持できるMulti-Link Operation(MLO)もサポートする。
「BCM6726」は、上記同様に住宅用Wi-Fiアクセスポイント向けに提供されるWi-Fi 7準拠のSoC。帯域は6GHz/5GHz/2.4GHzをサポートし、帯域幅は最大160MHz。PHYデータレートは最大5.75Gbpsで4,096 QAM変調に対応し、同様にMLOをサポートする。
「BCM43740」は、エンタープライズ向けのWi-Fiアクセスポイント用を想定したWi-Fi 7準拠の最新SoC。6GHz/5GHz/2.4GHz帯域をサポートし、帯域幅は最大160MHz、PHYデータレートは最大11.5Gbpsに対応する。
「BCM43720」は、上記同様にエンタープライズ向けのWi-Fiアクセスポイント用を想定したWi-Fi 7準拠のSoC。6GHz/5GHz/2.4GHz帯域をサポートし、帯域幅は最大160MHz、PHYデータレートは最大2.88Gbpsに対応する。なお、「BCM43740」「BCM43720」も4,096 QAM変調、MLOをサポートする。
文: 編集部 絵踏 一
Broadcom: https://jp.broadcom.com/