片目1,080pディスプレイ搭載、ルームサイズのトラッキングに対応

レノボ・ジャパン合同会社（本社：東京都千代田区）は2022年4月13日、Snapdragon XR1を搭載したARスマートグラス「ThinkReality A3」を発表した。

スマートグラス単体モデルは、ディスクリートGPUを搭載したハイエンドなノートPCに接続してバーチャルディスプレイとして活用することを想定。「ThinkReality A3 PC Edition」として販売される。

レノボのエンタープライズ向けAR/VRブランド「ThinkReality」シリーズの最新モデルで、CPUにQualcomm Snapdragon XR1を搭載。片目1,080pの高解像度ディスプレイ、トラッキング用のデュアルフィッシュアイ、800万画素カメラなどで構成されている。

6DoFに対応し、ルームサイズの空間トラッキングが可能。ステレオスピーカーと3つのマイクも備え、快適なコミュニケーションがとれる。また、現場に持ち込んで使用することが想定されているため、IP54の防水・防塵に対応。重量130gの軽量デザインも特徴とする。

また、フロントラインワーカーの業務サポートを目的としたARソリューションセット「ThinkReality A3 Industrial Edition」も発売。スマートグラス「ThinkReality A3」とスマートフォン「motorola edge30 PRO」、アタッチメントパーツ、ソフトウェアソリューション「ThinkReality Cloud Portal」、オンラインサポートがセットで提供される。

文： 編集部 絵踏 一
レノボ・ジャパン合同会社： https://www.lenovo.com/jp/