2022.04.19 10:21 更新
2022.04.14 配信
EK Water Blocks(HQ:スロベニア共和国)は2022年4月14日(現地時間)、GeForce RTX 3090 Ti向けウォーターブロック「EK-Quantum Vector FE RTX 3090 Ti D-RGB – Special Edition」シリーズを発表した。
TGPがこれまでの350Wから450Wへと引き上げられたGeForce RTX 3090 Tiの発熱を抑えるため、ベースプレートには厚さ12mmの電解銅を採用。さらにGPUコアの熱をクーラント液に移動する放熱フィンは、一般的な「Vector」シリーズに比べて表面積が30%も拡張されているという。
トップカバーは厚さ20mmのアルミニウム製で、流路部分にはクーラント液の流れやLEDイルミネーションが映えるアクリルパネルを実装。また裏面全体を保護するためのオリジナルアルミニウムバックプレートも用意される。
スレッドはG1/4、ウォーターブロックのサイズは長さ212.5mm、幅121.5mm、厚さ29mmとされ、1スロットに収まるのは嬉しいところ。今回の対応製品はFounders Editionのみに制限されるが、GeForce RTX 3090 Tiグラフィックスカードでは、実質4スロットを専有する製品も多いことから、メーカー各社のオリジナルモデルに対応したウォーターブロックの登場にも期待したい。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
EK Water Blocks: http://www.ekwb.com/