2022.04.28 18:08 更新
2022.04.28 配信
株式会社リコー(本社:東京都大田区)は2022年4月28日、株式会社富士通の子会社である株式会社PFUの普通株式の一部を取得し、連結子会社化することを発表した。
リコーでは、2021年度から持続的な成長とさらなる発展を目指し、OAメーカーからの脱皮とデジタルサービス会社への変革に取り組んでいるが、今回のPFUの子会社化はこの変革のための投資の一環として行われてたもの。
PFUでは近年加速する紙文書のデジタル化においてエントリーポイントとなる業務用スキャナで世界トップのシェアと顧客基盤を誇るだけでなく、DI(ドキュメントイメージング)事業において、さまざまな業種・業務の現場で行われる多彩なスキャニングに対応するハードウエア/ソフトウエア関連の技術や業務課題解決に関するノウハウを蓄積している。
さらにマネージドセキュリティサービスにおいても、国内有数の技術力とサポート力を備えていることから、今後はドキュメントワークフロー変革を支援するリコーらしいデジタルサービスの展開や、国内におけるITマネジメントサービス機能の強化、産業用コンピュータ事業でのシナジーによる安定収益の創出を目指していくとしている。
なおリコーでは、PFUの発行済株式のうち80%を取得し、残りの20%についてはこれまで通り富士通が保有する。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
株式会社リコー: https://jp.ricoh.com/
株式会社PFU: https://www.pfu.fujitsu.com/
株式会社富士通: https://www.fujitsu.com/