2022.05.06 10:16 更新
2022.05.05 配信
AMD(本社:アメリカ)は2022年5月5日(現地時間)、最高8コア/16スレッドのChromebook向けモバイルCPU「Ryzen 5000 C」シリーズを発表した。
CPUにはZen 3アーキテクチャを採用し、終日バッテリ駆動ができる省電力性能を維持しながら、Webブラウザのパフォーマンスは最大67%、マルチスレッドパフォーマンスは最大107%、グラフィックス性能は最大85%と大幅に向上。またWi-Fi 6EとBluetooth 5.2の最新ワイヤレス機能に対応する。
製品ラインナップは8コア/16スレッドの「Ryzen 7 5825C」(定格2.0GHz/最高4.5GHz/GPU 8コア)を筆頭に、6コア/12スレッドの「Ryzen 5 5625C」(定格2.3GHz/最高4.3GHz/GPU 7コア)、4コア/8スレッドの「Ryzen 3 5425C」(定格2.7GHz/最高4.1GHz/GPU 6コア)、2コア/4スレッドの「Ryzen 3 5125C」(定格3.0GHz/最高3.0GHz/GPU 3コア)の計4モデル。
いずれもTDPは15W、グラフィックス機能はAMD Radeon Graphicsを内蔵しており、最大で4Kの3画面出力が可能。メモリはLPDDR4x-4267/DDR4-3200、バスインターフェイスはPCI-Express3.0に対応する。なお搭載製品は6月から発売が開始される予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/