2022.05.13 14:02 更新
2022.05.13 配信
今回発表された2シリーズは、いずれもMicron製3D NANDフラッシュを採用。キオクシア製3D NAND搭載の既存モデル「S-50」「S-56」を補完する製品としてラインナップに加えられた。
高信頼性を特徴とし、セル構造TLC/pSLCとカードサイズSD/microSDの異なる4種類を用意。データログ装置や産業用PC、医療監視用途などの分野に向く。
3D-TLCタイプのS-55シリーズは、産業グレード3D TLC NANDテクノロジーと、信頼性向上に最適化されたコントローラおよびファームウェアで構成。3D-pSLCタイプのS-58シリーズは、小さなデータサイズでの高頻度なランダムライトアクセスを必要とする用途に向く。
容量はいずれも16~512GBまでラインナップし、-40~+85℃の温度範囲に対応。120bit LDPC誤り訂正をはじめ、フルページフェイル保護、リードディスターブマネジメント、バックグラウンドデータリフレッシュ、突然の停電後のデータ復旧、スタティックおよびダイナミックウェアレベリングなどの機能をそれぞれ備えた。
共通でSD-6.1規格に準拠し、SPIインターフェイスモードとUHS-Iインターフェイスモードに対応。UHSスピードクラスU3、スピードクラス10、アプリケーションクラスA2およびビデオスピードクラスV30をサポートする。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 松枝 清顕
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