2022.05.19 10:48 更新
2022.05.18 配信
Acer(本社:台湾)は2022年5月18日(現地時間)、裸眼で3Dによる立体表示ができる液晶ディスプレイ「SpatialLabs View」シリーズを発表した。
アイトラッキングステレオカメラや、立体3Dディスプレイ、リアルタイムレンダリング技術を組み合わせることで、裸眼での立体視を可能にする「SpatialLabs」技術を採用したモバイル液晶ディスプレイ。Acerからすでに同技術を搭載したノートPC「ConceptD 7 SpatialLabs Edition」の発売が開始されているが、モバイル液晶としてリリースされたことで幅広い運用ができるようになった。
SpatialLabs View Pro |
製品ラインナップはPCゲームやメディアコンテンツなどをターゲットにしたコンシューマ向けの「SpatialLabs View」と、商用向けの「SpatialLabs View Pro」の2モデル。
いずれも4K解像度に対応する15.6型パネルを採用し、輝度は400nit、色域はAdobe RGB 100%をカバー。また1.5kgの軽量設計のため、イベントや発表会などに手軽に持ち運ぶことができる。
要求システムはデスクトップPCがIntel Core i7以上のCPUと、NVIDIA GeForce RTX 2080以上のグラフィックスカード。ノートPCがIntel Core i7以上のCPUと、NVIDIA GeForce RTX 3070 Ti Laptop GPU以上のGPU。なお「SpatialLabs View」は今夏よりグローバル市場向け発売が開始され、価格は1,099ドルの予定。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Acer: https://www.acer.com/