ケーブルハブモジュール搭載を前提にした設計

Sea Sonic Electronics（本社：台湾）は2022年5月24日（現地時間）、ケーブルハブ採用電源ユニットを標準装備したミドルタワーPCケース「ARCH Q503」を発表した。

ケーブルハブにより電源ケーブルを集約し、配線を大幅に簡素化できる「Seasonic CONNECT」シリーズ向けに設計されたPCケース。製品には80PLUS GOLD認証を取得、セミファンレス機能をON/OFFできる高品質電源ユニットが付属する。

左右両面に強化ガラスパネルを採用した魅せる仕様で、トップは全面がメッシュパネルというエアフローにも配慮した構造。裏配線スペースにはケーブルハブの「Seasonic CONNECT Module」が取り付けられるスペースを備えている。

冷却ファンは、フロントに120mmファン×2、リア120mmファン×1を標準装備。最大でフロント120mm×3/140mm×2、トップ120mm/140mm×2、シュラウド上120mm×2、リア120mm×1を搭載できる。また、水冷ラジエターはフロント最大360mm、トップ最大280mm、リア120mmサイズをマウント可能。

ドライブベイレイアウトは、3.5インチ/2.5インチ共用ベイ×3、2.5インチベイ×3構成で、拡張スロットは7基。最長380mmのグラフィックスカード、全高165mmのCPUクーラーが組み込める。

対応フォームファクタは、E-ATX/ATX/MicroATX/Mini-ITX。フロントI/Oは、USB3.2 Gen.2 Type-C×1、USB3.0×1、オーディオ入出力を備える。外形寸法は幅215mm、奥行き448mm、高さ482mm。

文： 編集部 絵踏 一
Sea Sonic Electronics Co., Ltd.： https://www.seasonic.com/