不明だった詳細スペックも判明

Thermaltake（本社：台湾）は2022年6月8日（現地時間）、今年1月に開催されたオンライン展示会「2022 Thermaltake Expo」で披露したタワー型PCケース「The Tower 500」シリーズを正式発表した。

両サイドとフロントの3面に強化ガラスを採用する「The Tower」シリーズの最新作で、Thermaltakeではミドルタワーと称しているが、9段の拡張スロットやE-ATX（12″x12″）フォームファクタに対応するなど、実際にはフルタワーPCケースにカテゴライズされる製品だ。

冷却ファンはトップが120/140mmx2、右サイドが120mmx3、リアが120/140mmx2（120mmファンx2標準）、電源カバーが120/140mmx2、ボトムが120mmx2で、水冷ラジエターはトップ240/280mm、右サイド360mm、ボトム240mmまで対応。ストレージは3.5インチx8または3.5インチx4+2.5インチx8を搭載できる。

I/OポートはUSB3.2 Gen.2 Type-Cx1、USB3.0x4、HDオーディオx1。本体カラーはブラックとホワイトの2色、外形寸法は幅388mm、奥行き398mm、高さ608mm、重量14.8kg。各有効スペースはグラフィックスカードが長さ355mm（電源カバー搭載時は325mm）、CPUクーラーが高さ275mm、電源ユニットが奥行き200mm。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Thermaltake： https://www.thermaltake.com/