固定回転とPWMモデルがラインナップ

山洋電気株式会社（本社：東京都豊島区）は2022年6月10日、静音性を重視した38mm厚の80mmファン「San Ace 80 9RAタイプ」を発表した。

従来モデルに比べて、ノイズレベルは3dBA、消費電力は25.5％低減。さらにPWMコントロール機能付きのモデルは回転数の制御ができることから、高い静音性が求められる電源装置や、計測機器などの冷却に向く。

回転数固定モデルの回転数は8,250min-1（最大風量2.96m3/min/104.5CFM、最大静圧307PA/1.23inchH2O、ノイズレベル53dBA）、6,750min-1（最大風量2.42m3/min/85.5CFM、最大静圧206PA/0.83inchH2O、ノイズレベル48dBA）、6,100min-1（最大風量2.19m3/min/77.3CFM、最大静圧168PA/0.67inchH2O、ノイズレベル46dBA）の3種で、回転数6,750min-1には12Vモデルの他、24Vと48Vモデルが用意される。

PWMモデルも最大回転数は8,250min-1、6,750min-1、6,100min-1の3種で、最大風量、最大静圧、騒音レベルは回転数固定モデルと同様。動作電圧は12Vが8,250min-1、6,750min-1、6,100min-1、その他は6,750min-1と6,100min-1が用意される。

いずれも期待寿命は40,000時間（L10：残存率90％/60℃/定格電圧/連続運転/フリーエアー状態）で、使用温度範囲は-20～70℃、

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
山洋電気株式会社： https://www.sanyodenki.co.jp/