中国市場では搭載製品がまもなく発売予定

Intel Corporation（本社：アメリカ カリフォルニア州）は2022年6月14日（現地時間）、デスクトップ向けGPU「Intel Arc A380」を発表した。

「Intel Arc 3」シリーズに属するエントリークラスのGPUで、ハードウェアアクセラレーションによるレイトレーシングなどDirectX 12 Ultimateの全機能に対応。またIntel XMX AI Acceleration Engineによるアップスケール技術技術XeSSや、Xeメディアエンジン、CPU内蔵GPUと連携するIntel Deep Linkなどの機能をサポートする。

リファレンスモデルのスペックはXe Coreが8コア、レイトレーシングユニット8基、マトリクスエンジン128基、Xeエンジン128基、ベースクロック2,000MHz、TDP75W、メモリスピード16Gbps、メモリバス幅96bit、メモリ帯域192GB/secで、GDDR6 6GBのビデオメモリを搭載する。

同時出力ディスプレイ数は最大4台、最大解像度はHDMIが4,096×2,160＠60Hz、DisplayPortが7,680×4,320＠60Hz。搭載製品はAcer、ASUS、GIGABYTE、Lanji、HP、MSIなどから登場予定で、中国市場向けにはまもなく発売開始。なお今年夏にはグローバル市場でも展開が開始される予定だ。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation： http://www.intel.com/