2022.06.22 10:26 更新
2022.06.21 配信
AMD(本社:アメリカ)は2022年6月21日(現地時間)、組み込み向けCPUの最新モデル「Ryzen Embedded R2000」シリーズを発表した。
2019年に登場した「Ryzen Embedded R1000」シリーズの後継モデルに当たる製品で、CPUコアには最大4コア/8スレッドの「Zen+」を、GPUコアには最大8CUのAMD Radeon Graphicsを内蔵し、CPU/GPUとも性能は最大81%と大幅に向上している。
また4K解像度による4画面同時出力をサポートしており、シンクライアント端末をはじめ、産業用・ロボット工学向けシステム、IoT端末、マシンビジョンシステムなど幅広い用途に対応する。
製品ラインナップは4コア/8スレッドのRyzen Embedded R2544を筆頭に、計4モデルがラインナップ。メモリは最高でDDR4-3200、バスインターフェイスはPCI-Express3.0で、インターフェイスはSATA3.0(6Gbps)x2とUSBx6(USB3.2 Gen.2/USB2.0両対応)。OSはWindows 11/10/Linux Ubuntu LTSをサポートする。なお各モデルのスペックは以下の通り。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/