4ポートのDisplayPort1.4を搭載

Kontron（本社：ドイツ）は2022年6月21日（現地時間）、AMDの最新組み込み向けCPU Ryzen Embedded R2000シリーズを搭載するMini-ITXマザーボード「D3723-R mITX」を発表した。

Ryzen Embedded R2000シリーズで強化された内蔵グラフィックス機能に合わせて、4ポートのDisplayPort1.4を備え、4K解像度による4画面の同時表示が可能。またCPUの性能も向上していることから、産業向けのグラフィックスアプリケーションや、デジタルサイネージシステム、ゲーム機のベースとして好適だ。

CPUはリリース中の4モデルすべてが選択でき、メモリスロットはDDR4-3200 SO-DIMMx2、ストレージはSATA3.0（6Gbps）x2、M.2×1、拡張スロットはminiPCI-Expressx1、PCI-Express3.0（x4）x1、M.2（Key-B）x1を備える。

ネットワークはIntel i210とRealtek RTL8111HによるデュアルギガビットLAN、オーディオチップはRealtek ALC256を搭載し、OSはWindows 11/10、Linuxをサポートする。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Kontron： http://www.kontron.com/