2022.06.29 11:50 更新
2022.06.29 配信
ソニー株式会社(本社:東京都港区)は2022年6月29日、新ゲーミングブランド「INZONE」の立ち上げを発表。その第1弾モデルとして液晶ディスプレイ2機種とヘッドセット3機種の発売を開始する。
液晶ディスプレイのサイズはいずれも27型で、1msの高速応答に対応。またHDMI2.1規格のVRR(可変リフレッシュレート)と、ディスプレイ同期技術NVIDIA G-SYNC Compatibleをサポートしており、瞬間の判断が求められる競技性の高いゲームをストレスなくプレイすることができる。
またユニークな三脚形状のスタンドを採用し、プレイヤーのこだわりに合わせてキーボードやマウスパッドを自由にレイアウト可能。さらに画面の高さやチルトの調整機能も搭載する。
「INZONE M9」は、リフレッシュレート144Hzに対応する4K IPS液晶ディスプレイ。ハイダイナミックレンジはVESA DisplayHDR600に準拠し、輝度600cd/㎡、コントラスト比80,000:1、色域はDCI-P3カバー率95%以上、表示色は10.7億色、視野角は水平/垂直178°。
インターフェイスはDisplayPort1.4×1、HDMI2.1×2、USB Type-Cx1(DP Alt Mode)、USB Type-Bx1、USB Type-Ax3、ヘッドホン出力x1。本体サイズは幅615mm、奥行き248mm、高さ479mm、重量約6.8kg。
「INZONE M3」は、リフレッシュレート240Hzに対応するフルHD IPS液晶ディスプレイ。ハイダイナミックレンジはVESA DisplayHDR400に準拠し、輝度400cd/㎡、コントラスト比1,000:1、色域はsRGBカバー率99%、表示色は10.7億色、視野角は水平/垂直178°。
インターフェイスはDisplayPort1.4×1、HDMI2.1×2、USB Type-Cx1(DP Alt Mode)、USB Type-Bx1、USB Type-Ax3、ヘッドホン出力x1。本体サイズは幅615mm、奥行き248mm、高さ479mm、重量は現時点で未公開。
ゲーミングヘッドセットには、ゲーム向けに最適化したソニー独自の立体音響技術「360 Spatial Sound for Gaming」を搭載。また音楽用ヘッドホンで実績のある振動板を参考に開発することで、低域から高域までゲーム内の音を余すことなく再生可能。さらにハウジング上に設けたダクトが低域の音をコントロールし、より臨場感のあるゲーム体験を実現している。
その他、ゲームタイトルごとのイコライザー設定や、立体音響の個人最適化などヘッドセットの詳細設定ができるPCソフトウェア「INZONE Hub」や、PlayStation 5を快適にプレイするためのステータス表示などを行う「Perfect for PlayStation 5」に対応する。
INZONE H9 |
「INZONE H9」はノイズキャンセリングを搭載したワイヤレスヘッドセット。ワイヤレス機能はBluetooth 5.0と2.4GHz帯に対応し、ドライバーユニットには40mmドーム型ネオジムマグネットを採用。ヘッドホンの周波数特性は5~20,000Hz、マイクの周波数特性は100~8,000Hz、本体重量は約330g。
INZONE H7 |
「INZONE H7」はノイズキャンセリング非搭載のワイヤレスヘッドセット。ワイヤレス機能はBluetooth 5.0と2.4GHz帯に対応し、ドライバーユニットには40mmドーム型ネオジムマグネットを採用。ヘッドホンの周波数特性は5~20,000Hz、マイクの周波数特性は100~8,000Hz、本体重量は約325g。
INZONE H3 |
「INZONE H3」は4極ミニプラグ接続のワイヤードヘッドセット。ドライバーユニットは40mmドーム型ネオジムマグネットで、感度92dB/mW、インピーダンス36Ω、最大入力1,500mW、ヘッドホンの周波数特性は10~20,000Hz、マイクの周波数特性は100~8,000Hz、本体重量は約299g、ケーブル長約1.2m。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ソニー株式会社: https://www.sony.jp/