2022.06.30 18:00 更新
2022.06.30 配信
Raspberry Pi Foundation(本社:イギリス)は2022年6月30日、独自設計のデュアルコアプロセッサを搭載する超小型開発用基板「Raspberry Pi Pico」シリーズの新モデルを発表した。
昨年1月にリリースされた「Raspberry Pi Pico」のバリエーションモデルで、CYW43439無線LANチップを追加した「Raspberry Pi Pico W」、ピンヘッダを追加した「Raspberry Pi Pico H」、無線LANモデルにピンヘッダを追加した「Raspberry Pi Pico WH」の3モデルがラインナップする。
いずれもプロセッサは独自設計のRP2040マイコンを採用し、CPUはARM Cortex M0+(133MHz/デュアルコア)、メモリはSRAM 264KB、フラッシュメモリ2MB、インターフェイスはGPIO 26pin、UARTx2、SPIx2、I2Cx2、PWMx16チャネル、12bit ADCx3、microUSBなど。
「Raspberry Pi Pico W」「Raspberry Pi Pico H」はグローバル市場向けにはすでに販売が開始され、国内ではスイッチサイエンスから「Raspberry Pi Pico H」(税込814円)のみ発売開始。なお「Raspberry Pi Pico W」や「Raspberry Pi Pico WH」についても技適取得などの対応が完了次第取り扱いが開始される予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Raspberry Pi Foundation: http://www.raspberrypi.org/
株式会社スイッチサイエンス: https://www.switch-science.com/