幅188mm、高さ223mmのコンパクトなMicroATXマザーボード

ASRock Incorporation（本社：台湾）は2022年7月28日、LGA1700に対応するMicroATXマザーボード「H610M-HVS/M.2 R2.0」について、国内市場向け新規取り扱い開始を発表した。発売は7月29日より開始され、市場想定売価は税込11,880円。

チップセットにIntel H610を採用するコストパフォーマンスモデルで、電源回路には飽和電流を最大3倍に向上した「プレミアムパワーチョーク」による7フェーズデジタルPWM電源回路を搭載。またPCBは湿気に強い高密度ガラス繊維PCBで、超過電流からパーツを保護する「フルスパイクプロテクション」に対応する。

主なスペックはメモリスロットがDDR4-3200×2（最大64GB）、ストレージはSATA 3.0×4、Ultra M.2×1、拡張スロットはPCI Express 4.0(x16)×1、PCI Express 3.0(x1)×1。ネットワークはRealtek RTL8111HによるギガビットLANで、オーディオチップはRealtek ALC 897/887を採用する。

ディスプレイ出力はHDMI×1、D-Sub×1、対応OSはWindows 11/10。基板サイズは幅188mm、高さ223mmで、一般的なMicroATXフォームファクタ（幅244mm、高さ244mm）よりかなりコンパクトなため、内部スペースが厳しいスリムPCケースなどにも余裕を持って搭載できる。

【アキバ取材班】価格11,880円で買える第12世代Intel Core対応のMicroATXマザー「H610M-HVS/M.2 R2.0」がASRockから発売。R2.0になって変更された点は不明とのことhttps://t.co/iqITldDemz pic.twitter.com/ysyTDs9MI8

— エルミタージュ秋葉原編集部 (@hermita_akiba) July 30, 2022

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ASRock Incorporation： http://www.asrock.com/