2022.08.04 17:10 更新
2022.08.04 配信
NVIDIA Corporation(本社:アメリカ・カリフォルニア州)は2022年8月4日、GTC 2022でアナウンスされたAmpereベースのAIモジュール「Jetson AGX Orin 32GB」の提供を開始した。
「Jetson AGX Orin 32GB」には、56基のTensorコアと1,792基のAmpereコアを搭載したGPUに加え、8コアのArm Cortex-A78AE(L2 2MB/L4 4MB/2.2GHz/64bit)のCPUを内蔵し、最高200TOPSのAI性能を実現。コンパクトなフォームファクタながらロボティクスや自律マシンなどの用途では、従来の「Jetson AGX Xavier」から最大8倍ものパフォーマンスを発揮することができるという。
その他、メモリはLPDDR5 32GB(バス幅256bit)、メモリ帯域は204.8GB/sec、ストレージは64GB eMMC 5.1、ネットワークはギガビットLAN×1、10ギガビットLAN×1、ディスプレイ出力は最高8K/60fpsまで対応する。
基板サイズは100×87mm、消費電力は15W~40W。なお国内では菱洋エレクトロ株式会社、株式会社マクニカ、株式会社ネクスティ エレクトロニクスから発売開始。また64GBモデルについても11月中に取り扱いが開始される予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.com/