混雑の少ない6GHz帯の利用が可能

株式会社バッファロー（本社：愛知県名古屋市）は2022年9月5日、国内初のWi-Fi 6E対応トライバンドルーター「WNR-5400XE6」シリーズを発表。順次出荷を開始する。

Wi-Fi 6Eでは、これまでの2.4GHz帯や5GHz帯に加えて、6GHz帯の利用が可能。従来の2.4GHz/5GHz帯で発生していたWi-Fi利用機器の増加による混雑や電子レンジ、近隣住宅のWi-Fiによる電波干渉、気象・航空レーダーを検知した場合、それを回避するための通信断といった影響なくなり、これまで以上に快適なWi-Fi通信環境を構築できるようになる。

また160MHz幅のチャネルを最大3チャネル形成することができ、柔軟なチャネル設計や大容量通信がよりスムーズに行えるメリットもある。

今回発表された「WNR-5400XE6」シリーズでは、3つの帯域を各2ストリームずつ、計6ストリーム（2+2+2）に対応し、最大転送速度は6GHzが2,401Mbps（理論値）、5GHzが2,401Mbps（理論値）、2.4GHzが最大573Mbps（理論値）。有線ポートは2.5ギガビットWAN×1、ギガビットLAN×3、セキュリティ機能はWPA3 Personal、WPA2 Personal、WPA/WPA2 Personal、WPA2/WPA3 Personal、WEP(128-bit/64-bit)、Any接続拒否、プライバシーセパレーター、MACアクセス制限（最大登録許可台数：64台）に対応する。

外形寸法は幅140mm、奥行き75mm、高さ217mmm、重量約610g。なお単体モデルの他、メッシュネットワークの構築に向く2台セットモデルも用意される。

【アキバ取材班】国内初のWi-Fi 6E対応トライバンドルーター「WNR-5400XE6」シリーズがパソコン工房 秋葉原 BUY MORE店に入荷。2台セットモデルもありhttps://t.co/0bDBStDU8Y pic.twitter.com/SsTNdScDhZ

— エルミタージュ秋葉原編集部 (@hermita_akiba) September 10, 2022

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
株式会社バッファロー： http://buffalo.jp/