2022.09.09 10:36 更新
2022.09.08 配信
Intel Corporation(本社:アメリカ カリフォルニア州)とBroadcom(本社:アメリカ カリフォルニア州)は2022年9月8日(現地時間)、次世代無線LAN規格Wi-Fi 7の実動デモを実施した。
Wi-Fi 7では、Wi-Fi 6Eと同様2.4GHz、5GHz、6GHzの3つの帯域幅を使用するものの、帯域幅はこれまでの2倍となる320Hzまで対応。さらに変調方式も1024QAMから4096QAMへ拡張されるほか、異なる帯域間の同時接続を可能にするマルチリンクオペレーションや、チャネル使用の効率化によってさらなる高速化が可能になる。
ちなみに今回のデモは、Wi-Fi 7ソリューションに対応したIntel Coreプロセッサ搭載ノートPCと、今年4月にWi-Fi 7対応のSoCをリリースしたBroadcom製アクセスポイントの組み合わせで実施され、最高5Gbpsを超える転送速度を記録している。
なおIntelではWi-Fi Allianceの認定スケジュールに合わせてWi-Fi 7製品を市場にリリースできるよう現在も開発作業を進めており、順調であれば2023年~2024年には対応製品が登場する予定。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Intel Corporation: http://www.intel.com/
Broadcom: https://jp.broadcom.com/