2022.09.13 11:00 更新
2022.09.12 配信
Apple Inc.(本社:アメリカ カリフォルニア州)は2022年9月12日(現地時間)、iPhone向けの最新OS「iOS 16」の提供を開始した。
最大のトピックは「ロック画面に過去最大のアップデート」とリリースされているように、大幅な改変が加えられたロック画面。天気やカレンダー、ニュース、バッテリ情報などのウィジェットを配置できるようになり、ロックを解除することなく様々な情報を確認可能になった。ディスプレイの常時表示に対応する「iPhone 14 Pro」シリーズには、特に便利な機能と言える。
それ以外にも日付や時計のフォントを変更したり、自分で撮影した写真の被写体の後ろ側に時計を表示するといった、立体的なカスタマイズに対応。各種通知もアレンジしたロック画面を隠さないように、リボルビング式に表示・操作できる。
また、最大6人が参加できるiCloudのライブラリ「iCloud共有写真ライブラリ」を実装。グループ内で写真・動画を共有できるようになった。メールやメッセージアプリの送信取り消しが可能になった点も重要な変更点で、送信した内容の編集機能も新たに追加。集中モード選択時に仕事の予定だけを表示するなど、モード選択に連動したコンテンツ表示にも対応する。
そのほか、写真内のテキスト認識が新たに日本語に対応、マップ機能やApple Pay、CarPlayなどの機能強化も盛り込まれている。
対応デバイスは、iPhone XやiPhone 8世代以降のiPhone。iPhone 7世代以前やiPhone SE(第1世代)はアップデート対象外になった。なお「iOS 16」をまだ導入したくないユーザー向けに、セキュリティアップデートの「iOS 15.7」も用意されている。
文: 編集部 絵踏 一
Apple Inc.: https://www.apple.com/