従来モデルから電源回路や冷却システムを強化

Micro-Star Int’l Co.,Ltd.（MSI）は2022年9月28日（現地時間）、第13世代Intel Coreプロセッサに合わせて発表されたIntel Z790チップセットを採用するマザーボード「MEG Z790 GODLIKE」など計14モデルを発表した。

「MEG」シリーズ

ハイエンドゲーミング向け「MEG」シリーズには、105A SPSによる26+2フェーズ電源を搭載するフラッグシップモデル「MEG Z790 GODLIKE」と、105A SPSによる24+1+2フェーズ電源を搭載する「MEG Z790 ACE」の2モデルがラインナップ。

電源回路にはU字型のVRMヒートシンクや、放熱の役割も果たすアルミニウム製I/Oカバー、放熱面積を拡張するウェーブフィンデザインなどを組み合わせた最新の冷却機構を搭載。さらに熱伝導率7W/mkのサーマルパッド貼り付けることで、ブースト時に強烈に電力を消費するハイエンドCPUを組み合わせた場合でも安定動作を可能にしている。

その他、最高7,600MHzの高クロックに対応するDDR5メモリスロットや、PCI Express 5.0接続のx16スロット/M.2スロット、Thunderbolt 4、Intelチップによる2.5ギガビットLAN、Wi-Fi 6E無線LANを搭載。さらに「MEG Z790 GODLIKE」には10ギガビットLANも標準装備される。

「MPG」シリーズ

メインストリームゲーミング向け「MPG」シリーズには、105A SPSによる19+1+1フェーズ電源回路の「MPG Z790 CARBON WIFI」、90A SPSによる16+1+1フェーズ電源回路の「MPG Z790 EDGE WIFI」と「MPG Z790 EDGE WIFI DDR4I」に加え、105A SPSによる10+1+1フェーズ電源採用のMini-ITXモデル「MPG Z790I EDGE WIFI」の計4モデルがラインナップ。

こちらもヒートパイプ付きの大型ヒートシンクや、PCI Express 5.0対応のx16スロットを搭載。またネットワーク機能として、Intel 2.5ギガビットLANとIntel Wi-Fi 6Eを標準装備する。

「MAG」シリーズ

エントリーゲーミング向け「MAG」シリーズには、DDR5メモリに対応する「MAG Z790 TOMAHAWK WIFI」と、DDR4メモリに対応する「MAG Z790 TOMAHAWK WIFI DDR4」の2モデルがラインナップ。いずれも電源回路は90A SPSによる16+1+1フェーズで、Intel 2.5ギガビットLANとIntel Wi-Fi 6Eを標準装備する。

「PRO」シリーズ

ビジネス向け「PRO」シリーズは、80A SPSによる16+1+1フェーズ電源を搭載する「PRO Z790-A」シリーズと、55A DrMOSによる14+1+1フェーズ電源を搭載する「PRO Z790-P」シリーズの2シリーズ展開。いずれもメモリスロットはDDR5とDDR4の2種で、「PRO Z790-P」にはWi-Fi 6E非搭載モデルも用意される。

【アキバ取材班】Intel Z790チップセットと白銀ヒートシンクを採用するマザー「MPG Z790 EDGE WIFI」がMSIから登場。明日28日(水)より販売開始https://t.co/LDDYDkr4Ei pic.twitter.com/gwQxsu6GWw

— エルミタージュ秋葉原編集部 (@hermita_akiba) December 27, 2022

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.（MSI）： https://www.msi.com/