2022.09.29 16:07 更新
2022.09.27 配信
AMD(本社:アメリカ)は2022年9月27日(現地時間)、組み込み向けCPUの最新モデル「Ryzen Embedded V3000」シリーズを発表した。
CPUコアには「Zen 3」を採用し、「Ryzen Embedded V1000」シリーズからCPU性能は最大124%、メモリ転送速度は50%と大幅に向上。これまでの組み込みシステムでは難しかった「仮想ハイパーコンバージドインフラストラクチャ」や「AIエッジシステム」などの用途に対応する。
製品ラインナップは8コア/16スレッドの「Ryzen Embedded V3C48」を筆頭に、計5モデルがラインナップ。cTDPは省電力向けが10~25W、ハイパフォーマンス向けが35~54W、メモリはDDR5-4800、PCI Express 4.0は20レーンで、ネットワークは10ギガビットLAN×2を搭載する。
インターフェイスはUSB4×2、USB 3.2 Gen 2×2、USB 2.0×2、SATA×2等に対応。OSはUbuntu、Yoctoをサポートする。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
AMD: http://www.amd.com/