モバイルデバイスの他、AIやデーターセンターにも対応

Samsung Electronics Co., Ltd,（本社：韓国）は2022年10月18日、転送速度8.5Gbpsの「LPDDR5X」メモリを発表。Snapdragonモバイルプラットフォームでの検証が完了した。

LPDDR5と同等の転送速度を備えつつ、約20％の省電力化を実現しているLPDDR5Xメモリの最新モデル。今年3月にアナウンスされた7.5Gbpsモデルから約13％高速化されており、Snapdragonモバイルプラットフォームと組み合わせることで、より高性能なスマートフォンを構築できる。

また広い帯域幅を活かし、最近では自動運転機能などの車載システムや、薄型・軽量ノートPC、エッジサーバー、AI用途などにも対応。さらにデータセンターへの導入も進んでおり、熱や二酸化炭素の排出量を削減し、環境負荷を抑える効果もあるとしている。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Samsung Electronics Co., Ltd,： http://www.samsung.com/