360mmラジエーターと4,000rpmの高速ポンプを搭載

Team Group（本社：台湾）は2022年10月19日、CPUとM.2 SSDをまとめて冷やすことができるオールインワン型水冷ユニット「SIREN DUO360 AIO ARGB CPU & SSD」を正式発表した。なおアメリカのAmazonでは11月より発売が開始される。

今年3月に開発中であることがアナウンスされたオールインワン型水冷ユニットの新製品。一般的なCPU向けのウォーターブロックに加え、M.2 2280に対応するSSD用のウォーターブロックを備え、PCI Express 4.0(x4)接続はもちろん、今後登場予定のPCI Express 5.0(x4)接続の超高速SSDに対しても十分な冷却性能を発揮し、サーマルスロットリングを解消できるという。

ラジエーターは360mmサイズで、4,000rpmのポンプユニットを内蔵。また冷却ファン、CPU用ウォーターブロック、M.2 SSD用ウォーターブロックのそれぞれにアドレサブルRGB LEDが内蔵され、M.2 SSD用のライトモジュールは取り外すことができる。

ファンの回転数は600～2,200rpm±300rpm、ノイズレベルは最大39.5dBA、風量60.2～70.07CFM、静圧2.89～3.88mmH2O。ラジエターサイズは396×120×27mm、CPU用ウォーターブロックのサイズは直径65.5mm、高さ49mmで、ベースプレートには熱伝導効率の高い銅を採用。SSD用ウォーターブロックのサイズは78×58×23.6mm、ライトモジュールのサイズは78×23.6×20.8mm。

ウォーターチューブの長さはラジエーターからSSDウォーターブロックが430mm、ラジエーターからCPUウォーターブロックが400mm、CPUウォーターブロックからSSDウォーターブロックが230mm。

対応プラットフォームはIntel LGA1700/115x/1200/1366/2011(-3)/2066、AMD Socket AM5/AM4/FM2(+)/FM1/AM3(+)/AM2(+)。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
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