2022.10.20 17:00 更新
2022.10.20 配信
ラトックシステム株式会社(本社:大阪市西区)は2022年10月20日、シリアル機器をイーサネット経由で接続する「PoE to RS-232Cコンバーター」(型番:RS-ET62)を発表した。製品出荷は11月中旬で、市場想定売価税込36,080円。
RS-232C信号をTCP/IPプロトコルに変換するコンバーター。PoEに対応するため、電源の確保が難しい場所でもLANケーブルを経由して電源の供給が可能。また別売のACアダプタ(RS-AC05)を購入すれば通常の電源供給にも対応する。
通信モードは各種OSからネットワーク上のシリアル機器を制御する「標準モード」、ネットワーク上のシリアル機器同士を通信する「対向モード」、シリアルデバイスとイーサネット機器の通信をPCを介さずに行う「M2Mモード」が選択でき、ダウンロード提供のCOMポートエミュレートドライバー「RATOC-VSP(Virtual Serial Port)」を使えば、COMポートデバイス用アプリケーションをそのまま利用できる。
RS-232C通信速度は1,200~115,200bps、伝送距離はRS-232C/15m、本体サイズは幅67mm、奥行き100mm、高さ23mm、重量約230g。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ラトックシステム株式会社: http://www.ratocsystems.com/