2022.11.14 14:43 更新
2022.11.10 配信
MediaTek Inc.(本社:台湾)は2022年11月10日(現地時間)、4K/120Hzに対応するスマートTV向けSoC「Pentonic 1000」を発表した。搭載製品は2023年第1四半期までに市場に投入される予定。
4K(3,840×2,160)スマートTV向けチップとしてはフラッグシップに位置付けられるSoCで、4K/120Hz表示およびゲーミング向けでは最大4K/144HzのVRRをサポート。Auto Low Latency Modeによる低遅延動作を可能にしている。
また、独自のIntelligent Viewテクノロジーにより、様々なメディアソースとビデオ会議を同時に実行可能。1台のディスプレイで最大8つのビューを同時に表示、ウインドウの移動・切り替え・サイズ変更時もシームレスに同期させる機能を備える。Dolby VisionおよびDolby Atmosもサポートする。
主な仕様は、4コアCortex-A76(最大1.8GHz)、GPUは2コアのMali-G57 MC3(最大1GHz)、メモリは96-bit LPDDR4 4,266Mbpsを内蔵。ネットワークはWi-Fi 6/6E、インターフェイスはHDMI 2.1×4、USB 3.2 Gen1×2、USB 2.0をサポートする。
文: 編集部 絵踏 一
MediaTek: https://www.mediatek.jp/