2022.11.15 11:04 更新
2022.11.14 配信
Orange Pi(本社:中国)は2022年11月14日(現地時間)、Rockship RK3588Sを搭載した超小型SBC「Orange Pi 5」の予約受付を開始した。直販価格は60ドルからで、製品出荷は12月3日より開始される予定だ。
「Raspberry Pi」の対抗として開発されている超小型SBC「Orange Pi」シリーズの最新モデル。CPUは64bit対応の8コアプロセッサRockchip RK3588S(クアッドコアA76+クアッドコアA55を内蔵)で、GPUにはARM Mali-G610を内蔵。さらに最大で8K@60fpsに対応する強力なビデオコーデックや、処理性能6TOPSのAIアクセラレータを搭載する。
メモリはLPDDR4 4GB/8GB/16GB/32GB、ストレージはQSPI Nor FLASH 16MBの他、ストレージ増設用のmicroSDとM.2スロット(PCI Express/ワイヤレスカード両対応)を搭載。インターフェイスはHDMI 2.1×1、USB Type-C(DisplayPort互換)×1、USB Type-C(電源供給用)×1、USB 3.0×1、USB 2.0×2、ギガビットLAN×1。
基板サイズは62×100mm、重量46g。OSはOrange Pi(Droid)/Orange Pi(Arc)/Ubuntu/Debian/Android 12をサポートする。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Orange Pi: http://www.orangepi.org/