2022.11.15 11:43 更新
2022.11.11 配信
ASUSTeK Computer Inc.(本社:台湾)は2022年11月11日(現地時間)、RDNA 3アーキテクチャを採用するAMDの次世代GPU Radeon RX 7900シリーズを搭載するグラフィックスカード計4モデルを発表した。いずれも「TUF Gaming」シリーズに属する製品で、3.63スロットを専有する大型の3連ファンクーラーを搭載する。
Radeon RX 7900シリーズでは、コンシューマ向けGPUでは初のチップレット構成を採用し、ワットパフォーマンスは従来から最大54%向上。またAI性能は最大2.7倍、レイトレーシング性能も最大1.8倍に引き上げられているという。
「TUF Gaming Radeon RX 7900 XTX」シリーズは、6,144基のストリームプロセッサと、GDDR6 24GB(バス幅384bit)のビデオメモリを搭載するRadeon RX 7900 XTXグラフィックスカード。定格モデルとOCモデルがラインナップし、VGAクーラーには従来から風量が13.8%、静圧が8%改善した「Axial-techファン」や、放熱面積が22.8%増加した大型ヒートシンクで構成される3.63スロットの大型3連ファンクーラーを採用する。
さらに電源回路はPowerStageや20Kコンデンサによる17+4フェーズ構成で、GPUが必要とする電力を安定して供給可能。その他、パフォーマンスモードと静音モードを切り替えられるデュアルBIOSスイッチや、低負荷時にファンの回転を停止するセミファンレス機能、PCBのたわみを防止するアルミニウム製バックプレートやダイキャストフレームなどを備える。
バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x16)、ディスプレイ出力はHDMI 2.1×1、DisplayPort 2.1×3、補助電源コネクタは8pin×3。
「TUF Gaming Radeon RX 7900 XT」シリーズは、5,376基のストリームプロセッサと、GDDR6 20GB(バス幅320bit)のビデオメモリを搭載するRadeon RX 7900 XTグラフィックスカード。こちらも定格モデルとOCモデルがラインナップし、VGAクーラーには3.63スロットの大型3連ファンクーラーを採用する。
バスインターフェイスはPCI Express 4.0(x16)、ディスプレイ出力はHDMI 2.1×1、DisplayPort 2.1×3で、PCBのたわみを防止するアルミニウム製バックプレートやダイキャストフレームを備える。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ASUSTeK Computer Inc.: http://www.asus.com/