メタバースサービス等との連携を可能にするSDK提供予定

ソニー株式会社（本社：東京都港区）は2022年11月29日、リアルタイムなモーション入力を可能にするモバイルモーションキャプチャ「mocopi」を発表した。ソニーストアでは12月中旬より予約受付が開始され、2023年1月下旬発売予定。直販価格税込49,500円。

ソニー独自アルゴリズムを活用することで、直径32mm、厚さ11.6mm、重さ8gの小型センサーを頭部、両手首、腰、両足首の6ヶ所に装着するだけで高い精度の計測ができるモーションキャプチャ。

各センサーは、付属のマジックテープ式バンドやクリップで簡単に固定でき、完全ワイヤレス型のため動きの邪魔をせず使用可能。また屋外でも手軽にモーションデータを制作することができる。

さらに取得したモーションデータを、メタバース向けサービスや3D開発ソフトウェアに連携できるソフトウェア開発キット（SDK）も12月15日から提供予定。仮想空間での映像表現の自由度を高める他、メタバースやフィットネスなどの領域で新たなサービスを開発できる。

通信方式はBluetooth LE 5.2、最大通信距離10m、対応OSはAndroid 11以降、iOS 15.7.1以降、測定方式は加速度センサー（3DoF）、角度センサー（3DoF）、電池持続時間最大約10時間、防水はIPX5/IPX8、防塵はIP6Xに準拠する。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ソニー株式会社： http://www.sony.co.jp/