2022.12.06 16:17 更新
2022.12.06 配信
ハーマンインターナショナル株式会社(本社:東京都千代田区)は2022年12月6日、Mark Levinsonブランド50周年を記念したモノラル・パワーアンプ「ML-50」を発表した。全世界100ペア限定で、市場想定売価は税込6,050,000円(ペア)。発売は12月予定で、即日受注が開始されている。
「ML-50」の開発にあたって、Mark Levionsonでは過去の“銘機”と謳われたモノラル・パワーアンプのデザイン・設計を振り返り、製品名は1977年から1986年に製造された初のパワーアンプ「ML-2」を踏襲。またフロントパネルハンドルは、1986年から1995年に製造された「No20」とそのアップグレードモデルである「No20.5」「No20.6」からインスパイアされている。
また防振アイソレーション・フィートのアイデアは、初の“リファレンス”モデルであるパワーアンプ「No33」「No33H」を、ガラス製フロントパネルと赤いバックライト付きロゴデザインのコンセプトは「No53」を、そしてオーディオパフォーマンスのプラットフォームには最上位モデルである「No536」を継承しつつ、電源部とオーディオ回路部を大幅に強化した。
出力は425W/ch@8Ω、850W/ch@4Ω、ゲインは26dB、入力感度142mV RMS(2.83V RMS)、全高調波歪は0.04%以下(1kHz/425W@8Ω)、S/N比85dB(2.83V RMS)、周波数特性10Hz~20kHz。入力端子はバランス(XLR)×1、アンバランス(RCA)×1、入力インピーダンスはバランス(XLR)が60kΩ、アンバランス(RCA)が30kΩ。
コントロール端子はRS-232、イーサネットポート、アップデート用USB Type-A、IRリモート入力、トリガー入出力。本体サイズは幅438mm、高さ216mm、奥行き581mm、重量49kg。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
ハーマンインターナショナル株式会社: https://www.harman.com/Japan/