2022.12.21 17:14 更新
2022.12.21 配信
Samsung Electronics Co., Ltd,(本社:韓国)は2022年12月21日、12nmクラスの製造プロセスを採用するDDR5 DRAMメモリの開発に成功。またAMDとの互換性に関する製品評価が完了したことを発表した。
今回発表されたのは容量16GbitのDDR5 DRAMで、セル容量を増加するための新しい高誘電率材料を採用。また回路特性を改善する独自の設計技術や、高度な多層極紫外線 (EUV) リソグラフィを組み合わせることで、業界最高のダイ密度を実現しており、ウェハあたりの生産性は20%も向上できるという。
転送速度は最大7.2Gbpsとされ、Samsungによれば30GBのUHD動画2本をわずか1秒で処理可能。また消費電力も最大23%削減されているという。なお量産は2023年より開始される予定だ。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
Samsung Electronics Co., Ltd,: http://www.samsung.com/