2023.01.04 02:33 更新
2023.01.03 配信
NVIDIA Corporation(本社:アメリカ・カリフォルニア州)は2023年1月3日(現地時間)、「CES 2023」に合わせて行われた基調講演にて、ノートPC向け新GPU「GeForce RTX 40 Laptop」シリーズと、デスクトップ向け新GPU「GeForce RTX 4070 Ti」を発表した。
「GeForce RTX 40 Laptop」シリーズは、すでにリリースされているデスクトップ向け「GeForce RTX 40」シリーズと同じ「Ada Lovelace」アーキテクチャを採用。またノートPC向け省電力機構として最新の第5世代「Max-Qテクノロジー」を搭載することで、従来モデルに比べて電力効率は最大3倍に向上しているという。
さらに処理性能が向上した第3世代RTコアや第4世代Tensorコアに加え、超解像技術も最新バージョンの「DLSS 3」をサポート。これにより対応ゲームではGeForce RTX 30世代から実に4倍以上のフレームレートを発揮できるものもあるという。
GeForce RTX 4090/4080 Laptop GPU搭載モデルの価格は1,999ドルからになる予定 |
「GeForce RTX 4090 Laptop GPU」のスペックはCUDAコア数9,728基、ブーストクロック1,455~2,040MHz、メモリバス幅256bit、ビデオメモリはGDDR6 16GB、消費電力は80~150Wで、搭載モデルは2月8日から順次発売が開始される。
「GeForce RTX 4080 Laptop GPU」のスペックはCUDAコア数7,424基、ブーストクロック1,350~2,280MHz、メモリバス幅192bit、ビデオメモリはGDDR6 12GB、消費電力は60~150Wで、搭載モデルは2月8日から順次発売が開始される。
GeForce RTX 4070/4060/4050 Laptop GPU搭載モデルの価格は999ドルからラインナップする |
「GeForce RTX 4070 Laptop GPU」のスペックはCUDAコア数4,608基、ブーストクロック1,230~2,175MHz、メモリバス幅128bit、ビデオメモリはGDDR6 8GB、消費電力は35~115Wで、搭載モデルは2月22日から順次発売が開始される。
「GeForce RTX 4060 Laptop GPU」のスペックはCUDAコア数3,072基、ブーストクロック1,470~2,370MHz、メモリバス幅128bit、ビデオメモリはGDDR6 8GB、消費電力は35~115Wで、搭載モデルは2月22日から順次発売が開始される。
「GeForce RTX 4050 Laptop GPU」のスペックはCUDAコア数2,560基、ブーストクロック1,605~2,370MHz、メモリバス幅96bit、ビデオメモリはGDDR6 6GB、消費電力は35~115Wで、搭載モデルは2月22日から順次発売が開始される。
「GeForce RTX 4070 Ti」についてはすでに国内サイトも公開され、価格は149,800円からになるとのこと |
またデスクトップPC向けの新GPUとして「GeForce RTX 4070 Ti」も同時リリース。主なスペックはCUDAコア数7,680基、ベースクロック2.31GHz、ブーストクロック2.61GHz、メモリバス幅192bit、ビデオメモリはGDDR6X 12GBで、TGPは285W。国内発売は1月5日より開始され、市場想定売価は149,800円より。
文: エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
NVIDIA Corporation: http://www.nvidia.com/