安全かつ静かに飛行、新たにプロジェクターを搭載した屋内向けドローン

株式会社NTTドコモ（本社：東京都千代田区）は2023年1月17日、プロジェクターで映像を表示しながら飛行する「羽根のないプロジェクションドローン」の開発を発表した。

2021年に開発した「羽根のないドローン」を改良し、機体にプロジェクターを内蔵した屋内向け飛行船型ドローン。人や物に衝突しても安全かつ飛行時の音も小さいため、屋内でのイベントや商業施設など人がいる場所での飛行に適している。

ヘリウムガスが充てんされた風船の浮力によって浮遊し、空気ポンプとして機能する超音波振動モジュールによって推進力を生み出して移動する仕組み。機体背面にプロジェクターを搭載、特殊な透明風船をスクリーンに映像を投影している。

機体表面に演出映像や広告、配信映像を表示することが想定されており、従来どおり機体にカメラを取り付けて空撮することも可能。なお、新型機体は2月2日（木）からオンライン開催される「docomo Open Houseʼ23」にて紹介される予定だ。

文： 編集部 絵踏 一
株式会社NTTドコモ： http://www.nttdocomo.co.jp/