ホテルのWi-Fiより高速通信が可能。従来から通信速度が向上

プラネックスコミュニケーションズ株式会社（本社：東京都目黒区）は2023年1月23日、最大300Mbps通信が可能なトラベル向けWi-Fiルーター「ちびファイ4」を発表した。市場想定売価は税込3,980円前後で、1月下旬に発売予定。

コンセント直挿しで使用できる、収納式電源プラグ一体型のトラベルルーター（ホテルルーター）。ホテルのWi-Fi通信が遅い場合、ホテルの有線LANをWi-Fi化してより高速なワイヤレスネットワーク環境で通信できる。

前モデルの「ちびファイ3」がWi-Fi 4アンテナ×1で最大150Mbpsだったところ、Wi-Fi 4アンテナ×2の最大300Mbpsに通信速度が向上した。同社のレビューページによると、ホテルのWi-Fiに比べて下り速度で約6.5倍の高速化が可能だったとのこと。

また、新たに電波の強さを15～100％の5段階で設定できる「電波強度変更機能」を搭載。速度低下は最小限ながら、室外への電波漏れを減少させ、Wi-Fi同士の干渉も防ぐことができる。

通信方式はIEEE802.11nで、インターフェイスはRJ-45 UTPポート×1を搭載。外形寸法は幅30mm、奥行き55mm、高さ45mm、重量約53g。

文： 編集部 絵踏 一
プラネックスコミュニケーションズ株式会社： https://www.planex.co.jp/