キャッシュSSD用のM.2スロットも搭載

QNAP System（本社：台湾）は2023年1月18日（現地時間）、16基のホットスワップベイを搭載する大容量ハイブリッドNAS「TS-1655」を発表した。

HDD用の3.5インチ×12、SSD用の2.5インチ×4のホットスワップベイに加え、キャッシュSSD用のM.2スロットも2基搭載。またデータのアクセス頻度や種類に合わせて、HDDやSSD、キャッシュなど保存領域を最適化する自動階層化技術「Qtierテクノロジ」を備え、大容量かつ高速なデータ転送を可能にしている。

主なスペックはCPUが8コアのAtom C5125（2.8GHz）、メモリはDDR4 8GB（最大128GB）、フラッシュメモリは5GBで、ネットワークは2.5ギガビットLAN×2を搭載。またPCI Express 3.0(x4)接続の拡張スロットを3基搭載しており、10ギガビットLANや25ギガビットLANカードを増設することもできる。

インターフェイスはUSB 3.2 Gen 1 Type-A×4、電源ユニットは550W、冷却ファンはシステムファンが92mm×3、CPU冷却用が97mm×2。本体サイズは幅369.89mm、奥行き319.8mm、高さ294.29mm、重量13.16kg。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
QNAP Systems,Inc.： http://www.qnap.com/