対応メディアも同時発売

パイオニア株式会社（本社：東京都文京区）は2023年1月24日、アーカイブ用BD/DVD/CDライター「BDR-WX01DM」とアーカイブ対応BD-Rディスク「IPS-BD11J03P」を発表した。いずれも1月下旬より発売が開始され、市場想定売価は税込60,000円前後と税込2,000円前後。

「BDR-WX01DM」は、長期保存用光ディスクの品質判別方法やシステムの運用方法を定めたJIS X6257規格と、JIS X6257規格に準拠した記録品質を確保する「DM for Archive」に対応し、デジタルデータを100年以上長期保存できるBD/DVD/CDライター。保存が義務付けられている法定保存文書（国税関係文書・人事関連・医療情報・建築図書）や今後保存が義務化される電子取引データの他、企業や個人が保有する重要なデータの保存に最適だ。

またライターの基幹部品である光ピックアップには、パイオニアの業務用モデルにも採用されている高品質光ピックアップを搭載。さらに高い塵埃性を実現するダストシールド構造や、高信頼性モーターを実装することでライター自身の耐久性も大幅に向上している。

最大書込速度は、BD-R×12倍速、BD-R DL×12倍速、BD-R TL×8倍速、BD-R QL×6倍速、BD-RE/DL/TL×2倍速、BD-R DM for Archive×4倍速、BD-R DL DM for Archive×4倍速、BD-R TL DM for Archive×4倍速、M-DISC(BD) SL×6倍速、M-DISC(BD) DL×8倍速、M-DISC(BD) TL×6倍速、DVD-R×16倍速、DVD-R DL×8倍速、DVD-RW×6倍速、DVD+R×16倍速、DVD+R DL×8倍速、DVD+RW×8倍速、M-DISC(DVD)×6倍速、CD-R×40倍速、CD-RW×24倍速。

インターフェイスはUSB 3.2 Gen 2、バッファメモリは4MB、設置方式は縦置き/横置き両対応、本体サイズは幅160mm、奥行き220mm、高さ50mm、重量約1.1kg。

「IPS-BD11J03P」は、「DM for Archive」に対応するアーカイブ用BD-Rメディア。容量は25GB（片面1層）で、書込速度は1～6倍速。製品には3枚のメディアが付属し、5mm厚の透明プラスチックケースとインデックスカードが付属する。

文： エルミタージュ秋葉原編集部 池西 樹
パイオニア株式会社： https://jpn.pioneer/ja/