2023.01.30 11:00 更新
2023.01.30 配信
株式会社アユート(本社:東京都文京区)は2023年1月30日、qdc(本社:中国深セン)ブランドのユニバーサルIEMについて、国内向けの再展開を発表。チューニングスイッチを搭載したフラッグシップIEM「Anole」シリーズなど、合計5モデルの取り扱いを開始する。2月3日より順次発売予定。
Anole V14-S | Anole VX-S |
「Anole V14-S」は、4-Wayサウンドチャンネルと4-Wayクロスオーバーを採用し、片側10BAドライバー+4EST(静電)ドライバーを搭載するフラッグシップIEM。ハウジングの側面に4つのチューニングスイッチを搭載し、低域・中域・高域・超高域を変化させ、合計16種類の音色が歪みなく楽しめる。
カスタマイズされた低域用ドライバーにより、特に超低域の再生能力が大幅に向上。超高域の再生周波数も50Hzまで拡大したことで、静電ドライバーの感度が向上した。また、フェイスプレートには紫外線や太陽光を吸収して暗闇で発光する3D立体蓄光体が採用されている。
「Anole VX-S」は、3-Wayサウンドチャンネルと3-Wayクロスオーバーを採用し、片側10BAドライバーを搭載するIEM。3つのチューニングスイッチを搭載、低域・中域・高域を変化させて音色を合計8種類から調整できる。モデル名に神経毒の一種であるVXを冠した、刺激的なサウンドが特徴という。
Anole V6-S | Anole V3 II-S |
「Anole V6-S」は、3-Wayサウンドチャンネルと3-Wayクロスオーバーによる片側6BAドライバーを搭載するIEM。ニュートラルかつナチュラル、オールジャンルにおける聴き心地の良さを目指したモデルという。チューニングスイッチは2基を備え、低域と中高域を変化させ、合計4種類の音色の違いが楽しめる。
「Anole V3 II-S」は、2-Wayサウンドチャンネルと3-Wayクロスオーバーを採用する、片側3BAドライバー搭載のIEM。「Anole VX」と同じ音響キャビティ設計とメタルノズルが導入され、滑らかでクリーンかつ伸びやかな高音域、力強い低域再生能力を特徴とする。特にロックやポップスとの相性に優れるという。なお、2つのチューニングスイッチを搭載、低域・中高域を合計4種類の音色に変化させることができる。
Hybrid Uranus-S |
「Hybrid Uranus-S」は、2-Wayサウンドチャンネルと2-Wayクロスオーバーを採用し、片側1BA+1DDのドライバーを搭載するハイブリッドIEM。独立した音響キャビティと音導管により、筐体内空間によるサウンドの影響を受けないフラットな特性を備えている。
なお、いずれもより柔らかくフィッティングしやすい素材に付属イヤーピースの仕様を変更。すべてのモデルでプラグを3.5mm/2.5mm/4.4mmの3種類に切り替え可能な3-in-1プラグのケーブルが採用されている。
文: 編集部 絵踏 一
株式会社アユート: https://www.aiuto-jp.co.jp/