2023.02.13 11:25 更新
2023.02.10 配信
Micro-Star Int’l Co.,Ltd.(MSI/本社:台湾)は2023年2月10日(現地時間)、Intel 700/600シリーズマザーボードがNon-binary仕様のDDR5メモリに対応することを発表した。
これまでメモリモジュールの容量は8GB、16GB、32GBなど倍々に増加するため、既存環境からメモリ容量を増やす場合に2倍にするしかなく、コストも掛かるというデメリットがあった。
Core i9-13900KとMPG Z790 CARBON WIFIによる動作検証 |
しかし、Non-binary仕様のDDR5メモリでは24GBや48GBのメモリモジュールが用意されるため、コストに合わせてより柔軟にメモリを増設できるようになる。さらに最大容量もこれまでの128GB(32GB×4)から196GB(48GB×4)へと拡張されている。
Core i9-12900KとMPG Z690 CARBON WIFIによる動作検証 |
対応するチップセットはIntel Z790/B760/Z690/B660/H610で、CPUは第13世代Intel CoreプロセッサがB0/C0/H0ステッピング、第12世代Intel CoreプロセッサがC0/H0ステッピング。なおいずれのチップセットでもBIOSのアップデートは不要とのこと。
文: 編集部 池西 樹
Micro-Star Int'l Co.,Ltd.(MSI): https://www.msi.com/