2023.02.16 15:58 更新
2023.02.16 配信
ASRock Incorporation(本社:台湾)は2023年2月16日、Xeon W-3400/2400に対応するワークステーション向けマザーボード「W790 WS」を発表した。なお国内での発売日や市場想定売価については現時点で明らかにされていない。
開発コード名“Sapphire Rapids”こと、Intelの最新ワークステーションCPU「Xeon W-3400」「Xeon W-2400」に対応するマザーボードの新製品。電源回路は90A SPSによる20+2フェーズで、ヒートパイプで連結した大型のヒートシンクを搭載。さらに超低損失な14層のサーバーグレードPCBを採用し、非常に高い負荷がかかるような環境でも安定動作ができるという。
またメモリスロットはDDR5×8本で、最大2TBまで増設可能。拡張スロットはPCI Express 5.0(x16)×4、PCI Express 4.0(x16)×1の計5本を備え、最大4台のPCI Express 5.0(x4)NVMe M.2 SSDを搭載できる拡張カード「Blazing Quad M.2 Card」に対応する。
Blazing Quad M.2 Card |
主なスペックはチップセットがIntel W790、ソケットはLGA4677、ストレージはBlazing M.2×4、U.2×1、SATA 3.0×8、ネットワークはMarell AQC113CSによる10ギガビットLAN×2、Intel I225LMによる2.5ギガビットLAN×1、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3。オーディオコントローラはRealtek ALC897で、帯域幅40GbpsのThunderbolt 4も2ポート備える。
フォームファクタはE-ATX(305×277mm)、OSはWindows 11/10 64bit版、Linuxに対応する。
文: 編集部 池西 樹
ASRock Incorporation: https://www.asrock.com/