計4基のCOMポートを搭載

iBASE Technology Inc.（本社：台湾）は2023年2月15日（現地時間）、-20～70℃のワイドレンジに対応する組み込み向けMini-ITXマザーボード「MI836」を発表した。

CPUはAtom x6000Eシリーズ（Atom QC x6425E/QC x6413E/DC x6211E）を搭載し、CPUの冷却はアクティブファンクーラーの他、パッシブクーラーにも対応。またRS-232×2、RS-232/422/485×2の計4基（うち2基はピンヘッダ）のCOMポートを備えることから、キオスク端末やPOS端末、リアルタイム監視システムなど、幅広いアプリケーションに対応する。

主なスペックはメモリスロットがDDR4-3200 SO-DIMM×2（最大32GB）、ストレージはSATA 3.0×1、mSATA×1、拡張スロットはPCI Express 3.0(x1)×1、M.2 2280（SATA 3.0）×1、M.2 2230（USB2.0/PCI Express）×1、miniPCI Express×1。

ネットワークはIntel I226ITによるデュアル2.5ギガビットLAN、ディスプレイ出力はHDMI 2.0b×1、D-Sub×1、LVDS/eDP×1の3系統を備え、OSはWindows 10、Yocto、Ubuntuに対応する。

文： 編集部 池西 樹
iBASE Technology Inc.： https://www.ibase.com.tw/