2023.02.17 10:33 更新
2023.02.17 配信
EIZO株式会社(本社:石川県白山市)は2023年2月16日、航空管制向け28.1型液晶ディスプレイ「Raptor SQ2826」を発表した。価格はオープンプライスで、4月3日より発売が開始される。
2019年3月に発売された「Raptor SQ2825」の後継モデルで、本体重量が約35%軽量化されている他、左/右/上のベゼル幅を半分以下の15.5mmにスリム化。これによりマルチディスプレイで運用する場合の視線移動がスムーズに行えるようになり、管制官の業務負担を軽減する効果が期待できる。
また航空管制向け機能として、ディスプレイの映像入力信号が途絶えた際に、通知を表示するとともに画面表示を消すことなく最後の画面を表示し続ける機能や、画面の表示をその他のディスプレイに複製表示する「画像キャプチャ機能」、複数PCの画面間を1つのキーボード・マウスでスムーズに移動できるスイッチ機能「SwitchLink」が追加されている。
液晶パネルはIPS方式、解像度はレーダー表示に向く2,048×2,048ドット(2K×2K)、表示色約10.7億色、輝度5~500cd/㎡、コントラスト比1,800:1、応答速度20ms、視野角は水平/垂直178°。入力インターフェイスはDisplayPort×2、DVI×2、出力インターフェイスはDVI×1を備える。
本体サイズは幅538.6mm、高さ570.6~642.6mm、奥行き249.1mm、重量約14.5kg。製品保証は5年間(24時間連続使用)。
文: 編集部 池西 樹
EIZO株式会社: https://www.eizo.co.jp/