2023.02.28 19:05 更新
2023.02.28 配信
EIZO株式会社(本社:石川県白山市)は2023年2月28日、21.3型電子カルテ用ディスプレイ「RadiForce MX217」を発表した。
2019年4月に発売された「RadiForce MX216」の後継モデルで、コントラスト比が1,500:1→1,800:1に向上。白浮きを抑えた引き締まった黒色により、モノクロ画像をより鮮明に表示できる。
また患者やディスプレイを使用する医療スタッフの心理的不安や緊張を和らげ、安心感を与えるため、丸みを帯びた角と背面に優雅な曲線を用いた筐体デザインを採用。さらに外装には再生プラスチックを約18%使用する他、梱包材には再生発泡スチロールの代わりに再生紙素材を、付属のケーブル類もビニールの代わりに紙で保護するなど環境にも配慮した。
その他、DICOM Part14準拠の補正ができる内蔵のキャリブレーションセンサーや、同一画面内のモノクロとカラーをピクセルごとに自動判別し、それぞれ最適な階調で表示する「Hybrid Gamma PXL」、マルチディスプレイ構築時でもシンプルな配線ができる「デイジーチェーン」など従来モデルの機能も踏襲している。
液晶パネルはIPS方式、解像度は1,200×1,600ドット、輝度500cd/㎡、応答速度20ms、最大表示色約10.7億色。インターフェイスはDisplayPort入力×1、DVI-D入力×1、DisplayPort出力×1、USB 2.0 Type-B×1、USB 2.0 Type-A×2。
本体サイズは幅356.6mm、奥行き200mm、高さ482.3~572.3mm、重量約7.6kg。
文: 編集部 池西 樹
EIZO株式会社: https://www.eizo.co.jp/