Dynatron（本社：アメリカ）は2023年2月28日（現地時間）、2基のヒートシンクで冷却ファンをサンドイッチしたツインタワーデザインのLGA1700専用サイドフローCPUクーラー「Q11」を発表した。

高さを130mmに抑えることで、4Uサイズのラックマウントサーバーでも使用可能。またベースプレートにはφ6mm×6本のヒートパイプを「Heatpipe Contact CPU」方式で実装しており、CPUから発生した熱を効率よく2基のアルミニウムヒートシンクに移動することができる。

冷却ファンのサイズは103×103×30mm、回転数は20％時が800±200rpm（14.88CFM/16.0dBA/0.44mmH2O）、50％時が1,300rpm±10％（25.26CFM/22.3dBA/1.16mmH2O）、100％時が1,800rpm±10％（35.03CFM/31.3dBA/2.06mmH2O）、軸受はデュアルボールベアリングで、製品寿命70,000時間（40℃環境）。

ヒートシンクサイズは幅95mm、奥行き95mm、高さ130mm、重量710g、TDPは125Wまで対応し、ベースプレートには信越化学工業のサーマルグリス「7762」が塗布されている。

文： 編集部 池西 樹
Dynatron： https://www.dynatron.co/