2023.03.10 16:57 更新
2023.03.10 配信
Lenovo(本社:中国)、およびレノボ・ジャパン(本社:東京都千代田区)は2023年3月10日、アストンマーティンと共同開発した新型筐体を採用するワークステーション「ThinkStation PX/P7/P5」を発表した。いずれも2023年5月より出荷が開始される予定だ。
仮想現実/複合現実、バーチャルプロダクション、機械学習、データサイエンス、コンピューター支援エンジニアリング、リアリティキャプチャ、人工知能など、パフォーマンスが要求される大規模演算用に開発されたハイエンドワークステーション。
筐体は、アストンマーチンの主力モデル「DBSグランドツアラー」をモチーフにした新型筐体で、大型の3Dヘックス通気孔やレノボの特許取得済み「Tri-Channel冷却システム」を実装。これにより、CPU、GPU、メモリ、ストレージのパフォーマンスを最大限に発揮することができるという。
最上位モデル「ThinkStation PX」は、第4世代Xeonスケーラブル・プロセッサのデュアルCPUに対応。最大120コア構成に対応し、前世代に比べて平均53%も性能が向上している。また最大4基のNVIDIA RTX 6000 Ada世代を搭載することができ、現状最も複雑なワークフローを管理・実行できる。
「ThinkStation P7」は、最大56コアのXeon W-3400シリーズに対応するシングルソケットワークステーション。GPUは最大3基のデュアルスロットNVIDIA RTX 6000 Ada世代を搭載できる。
「ThinkStation P5」は、最大24コアのXeon W-2400シリーズに対応するシングルソケットワークステーション。GPUは最大2基のデュアルスロットNVIDIA RTX A6000を搭載できる。
文: 編集部 池西 樹
Lenovo: https://www.lenovo.com/
レノボ・ジャパン: https://www.lenovo.com/jp/