4K解像度のトリプルディスプレイに対応

Kontron（本社：ドイツ）は2023年3月14日（現地時間）、Alder Lake-Nを搭載するMini-ITXマザーボード「K3931-N mITX」を発表した。

Alder Lake-Nは、高性能だが発熱の多いPコアを敢えて省略。高効率なEコアのみで構成することでTDPは最大でも15Wに留まり、ファンレス動作が可能。さらにグラフィック機能は実行ユニット数最大32基のIntel UHD Graphicsを内蔵し、最大4K解像度のトリプルディスプレイに対応する。

CPUはCore i3 N305/N200/N97/N50の4種類で、メモリスロットはDDR5-4800 SO-DIMM×1（最大32GB）、ストレージはSATA 3.0×1、M.2 2230/2242/2280（PCI Express 3.0×1）×1、M.2 2242/2280（PCI Express 3.0×1/SATA）×1。拡張スロットはM.2 2230×1、PCI Express 3.0(x1/x4形状)×1を備える。

ネットワークはIntel i225LMによる2.5ギガビットLAN、Realtek RTL8111HによるギガビットLAN、オーディオコントローラはRealtek ALC256。リアインターフェイスはDisplayPort×3、USB 3.2 Gen 2 Type-A×2、USB 3.2 Gen 1 Type-A×2、COMポート×2、オーディオ端子×2。

動作温度は0～60℃、対応OSはWindows 11/10/10 IoT、Linux 64bit。

文： 編集部 池西 樹
Kontron： http://www.kontron.com/