2本のヒートパイプを備えた新冷却システム搭載

MINISFORUM（本社：香港）は2023年3月24日（現地時間）、10コア/16スレッドのCore i7-12650Hを搭載する超小型PC「NAB6」を発表した。直販サイトではすでに予約受付が開始され、製品出荷は4月中旬予定。

CPUには、Pコアが6コア/12スレッド、Eコアが4コア/4スレッドのCore i7-12650Hを搭載し、従来モデルのCore i7-11600Hからシングルコア性能は16％、マルコア性能は66％も向上。また2本の銅製ヒートパイプと2ブロックのヒートシンクを組み合わせた新冷却システムにより、CPUの性能を引き出すことができる。

グラフィック機能はIntel UHD Graphics、メモリスロットはDDR4 SO-DIMM×2（最大64GB）、ストレージは2.5インチSATAベイ×1、M.2 2280（PCI Express 4.0×4）×1を備え、完成モデルにはファン付きヒートシンクを標準装備する。

ネットワークは2.5ギガビットLAN×2、Wi-Fi+Bluetooth、インターフェイスはフロントがUSB 3.2 Gen 2 Type-A×2、USB 3.2 Gen 1 Type-C×1、3.5mmコンボジャック×1。リアがHDMI×2、USB 3.2 Gen 2 Type-A×2、USB 3.2 Type-C（DisplayPort対応）×2。

本体サイズは127×127.5×54.7mm。なおベアボーンキットの他、16GBメモリ+512GB SSD、32GBメモリ+512GB SSD、32GBメモリ+1TB SSDのWindows 11 Proインストールモデルも用意される。

文： 編集部 池西 樹
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