書き換え時のみ電力を消費

シャープ株式会社（本社：大阪府堺市堺区）は2023年3月29日、42型モノクロ電子ペーパーディスプレイ「ePoster」（型番：EP-421）を発表した。価格はオープンプライスで、4月上旬発売予定。

電子ペーパーのパイオニアであるE Inkブランドのモノクロ電子ペーパーを採用し、紙のような高い視認性を実現している。また電力が必要になるのは書き換え時のみで、表示データの保持には電力が不要。電源を抜いてもそのまま表示内容を維持できることから、カーボンニュートラル時代の電子ポスターとして最適という。

最大解像度は2,880×2,160ドット、階調表示はモノクロ16階調グレースケール、画素ピッチ0.2975×0.2975mm、表示サイズは横856.8mm、高さ642.6mm。インターフェイスはUSB3.0×2、USB Type-C×1、10BASE-T/100BASE-TX、IEEE802.11a/b/g/n/ac無線LAN、3.5mmステレオミニジャックで、表示するコンテンツはUSBメモリや、独自コンテンツ配信・表示システム「e-Signage S」（別売り）によるネットワーク経由で変更できる。

本体サイズは幅908.8mm、奥行き33.8mm、高さ694.6mm、重量約8kg。防水・防塵性能はIP65相当で、表示書き換え時の最大消費電力は約40W、電源ON時の待機消費電力は約1W。

文： 編集部 池西 樹
シャープ株式会社： https://corporate.jp.sharp/